メゾン・アンリ・グージュ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2022
¥10,000(税抜)
甘い果実味とスパイシーな酸味、タンニンも穏やか!
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第一次世界大戦後、父親より9haの畑を譲り受けたアンリ・グージュ氏は1925年にドメーヌを設立し、マルキ・ダンジェルヴィル氏やアルマン・ルソー氏らと共にその時代に蔓延していた粗悪なブルゴーニュワインを無くす為にINAOを設立し、区画やクラスを決める際、自分たちの畑があるニュイ・サン・ジョルジュとヴォルネイには自己贔屓をしないようにグラン・クリュを設定しませんでした。アンリ氏の孫のピエール氏、クリスチャン氏がそれぞれ畑と醸造を担当してドメーヌを運営していましたが、両氏とも定年を迎えたため、現在はピエール氏の息子であるグレゴリー氏が中心となって、ニュイ・サン・ジョルジュのみ15haの畑でワイン造りを行っています。 昔からコート・ドールの傾斜が急な畑では、雨が降った後に土が流れてしまうという問題がありました。これに対し、ピエール氏は1975年にブドウの木の列の間に芝生を植える方法を生み出しました。これは降雨後の土地の侵食を防ぐだけでなく、雑草が生えるのを抑える働きもありました。また、丈の高い雑草が生えない為に畑の通気が良く、カビの発生を抑制する効果もありました。さらに、芝生があることでブドウの根は横ではなく下に向かって伸びるため、地中深くの養分を吸収することができ、結果としてテロワールを明確に表現することができました。また、徐々に畑をビオロジック(有機栽培)に変えていき、2008年から100%ビオロジックになりました。 畑で厳選して収穫されたブドウは2007年に新設された醸造所の2階にある選別台で厳しく選別、タンニンが出過ぎないように特殊な除梗機で破砕しないまま100%除梗され、地上階にある発酵タンクへ重力によって運ばれます。アルコール発酵に使われるコンクリートタンクはアンリ・グージュ氏の時代に造られた古いものが使われており、タンク上部が開いている開放桶ではないのでアルコール発酵の際に発生するガス(二酸化炭素)がタンク内部に溜まりやすく、発酵作用がゆっくりと進むので、じっくりとブドウから色とアロマを引き出せます。櫂入れはタンク内に設置されている金網状の機械で行い、ガスによって押し上げられた果皮や種と果汁の接触を増やしてアロマやタンニンを引き出します。その後、新樽率約20%の樫樽に移されマロラクティック発酵をさせて18ヶ月間熟成されます。とても綺麗なブドウが取れるのでそのままでも十分透明感がある為、コラージュやフィルターは行わずに瓶詰めされます。
ニュイ・サン・ジョルジュから少し南下した所にある「Les Grandes Vignes(レ・グランド・ヴィーニュ)」という石がたくさん散らばる茶色い石灰質土壌の畑で新樽約20%で醸造しています。色調は比較的明るく、甘い果実味とスパイシーな酸味、タンニンも穏やかでアンリ・グージュのワインとしては薄旨系の味わいになります。
商品タイプ
赤ワイン
商品名
MAISON HENRI GOUGES COTE DE NUITS VILLAGES 2022
ヴィンテージ
2022年
味わいスタイル
中重口
生産国
フランス
地域
ブルゴーニュ / コート・ド・ニュイ
ブドウ品種
ピノ・ノワール100%
生産者
メゾン・アンリ・グージュ
内容量
750ml
商品コード
W1-000010950213000
販売元
WINE MARKET PARTY
配送拠点
店舗配送