ドメーヌ・オヤマダ BOW! 白・ロゼ・赤 2024+ドメーヌ・ポンコツ ジャロピー 2024 4本セット

ドメーヌ・オヤマダ BOW! 白・ロゼ・赤 2024+ドメーヌ・ポンコツ ジャロピー 2024 4本セット

【ドメーヌ・オヤマダ】
小山田幸紀氏は、福島県郡山市出身。16年間山梨県笛吹市のルミエールに勤務し、栽培・醸造責任者を務める。現在は退社し、約3 haの畑を管理し2014年に初の「ドメーヌ・オヤマダ」としての仕込みを行っています。BOW!はドメーヌオヤマダにとって「新酒」のような位置づけのワイン。

【ドメーヌ・ポンコツ】
松岡氏は中伊豆ワイナリーでワイン造りに従事し、その間に現ペイザナ代表理事の小山田氏と出会い、「栽培者が醸造まで一貫して行う、ドメーヌ・スタイルによる、高品質なデイリーワインの追求」、「ワイン造りを通して日本の農業への継続的な貢献」の考え方に賛同し、2015年春より山梨に移住。「ドメーヌ・ポンコツ」は松岡氏のワイン造り15年の集大成。

①ドメーヌ・オヤマダ BOW! ブラン 2024
【タイプ】白【品種】デラウェア77％/プチマンサン、ルーサンヌ17％/トラミネットほか6％

プティマンサン由来の草原やトロピカルを感じる香りがトップにある。ハニー等の蜜っぽさも追いついてきてロワール等のシュナンに近い要素も出てきた。一方で口中はしっかり熟したデラの要素と旨味があり、後味には心地よい甘みを感じる。洋梨やアロマティックな香りが広がり、世界にありそうで無い不思議な魅力がある。蟹沢、西山、相干場、赤尾、そして的場のデラウェアを主体に、日向のプチマンサン、大久保のプチマンサン相干場のルーサンヌを使用。2024年から”的場”圃場のトラミネット等が加わった。

②ドメーヌ・オヤマダ BOW! ロゼ 2024
【タイプ】ロゼ【品種】巨峰、藤稔、ピオーネ53%/マスカットベーリーA、甲州39%/メルロー、トラミネット他8%

ピンクグレープフルーツ、ハイビスカスティー、グリーンティーの香り。香りは去年同様に果実味がトップに来て楽しく、藤稔や甲州が口中の味わいを繊細なままバランスをとってくれている。瓶底に進むにつれて余韻の香りがだんだんと上がってくる。前年のロゼ2023より爽やかかつバランス良く仕上がった。牧丘町倉科の巨峰とマスカットベーリーAを主体に、竹森のピオーネほかヴィニフェラを少量使用。2024年より藤稔、甲州、トラミネット、グロマンサン等が加わった。

③ドメーヌ・オヤマダ BOW! ルージュ 2024
【タイプ】赤【品種】マスカットベーリーA44%/カベルネフラン35%/その他21%

色はルビーがボヤけた感じで、妖艶さがあり淡い。香りは明るく、紫蘇、ラズベリーを感じ、ベリーAが控えめなおかげで上手く調和してチャーミングさの中に妖艶さが見え、良き塩梅。クランベリーの果実やダークチェリーから苺の香りがゆっくりと上がってくる中で、森林や腐葉土も探せる。酸がしっかりしていて梅じそ感があり、続く余韻は南の様なスパイスに変わっていく。萱刈のカベルネフランと蟹沢、大泉のマスカットベーリーAを使用。2024年は洗馬のブドウも一部入る。

④ドメーヌ・ポンコツ ジャロピー (醸し) 2024
【タイプ】オレンジ【品種】デラウェア/ シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、プティ・マンサン、ピノ・グリ

暑さを感じる強い果実味と熟成によって出た塩味が2023年の特徴。デラウェア味しっかり。アタックに揮発酸を少し感じるが口にすぐ馴染み、余韻でデラウェアからマスカットの様なアロマティックな香りに変わる様子が楽しい。デラウェアは甲州市勝沼町内藤、大泉の畑。ヴィニフェラは甲州市塩山千野、山梨市水口の畑。