アンドレ・ボノム　ヴィレ・クレッセ・V.V 2022

1956年、現当主オレリアン・パルテの祖父アンドレ・ボノムがドメーヌを設立しました。 当時のマコンヤヴィレはカジュアルワインの生産地で、品質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。家もドメーヌを設立する前はブドウをワイン醸造組合(カーヴ・コーペラティブ)に販売して生計を立てていたのです。 アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く楽しむなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑な味を持たせ、より高品質なコート・ドールのようなワインを目指しました。以来、アンドレ・ボノムは小規模ながら優秀なマコン・ヴィレの生産者として知られています。
Vire Clesse 「V.V」と「Hors Classe」は基本的なものです。V.Vは40～75年（1960年代に植木）、Hors Classeは 75～95年（1930年代に植木）。アンドレは「樹齢が高いほど良いブドウをつけました」と言っていた。植え替えたという事はこれまで聞いた事がないので考えて植えられた木は、そのまま今も生き続けているそうです。どちらのキュヴェも問題なく10年以上長熟しますが、Hors Classeはさらに木のニュアンス、スモーキー、スーボワのニュアンスがあり、VVはフルーティさが感覚が残ります。V.Vは食事に合わせるのに特に適しており、Hors Classeは熟成させて飲んでさらに良くなります。