ル・ヴュー・ドンジョン　シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン 2022

LE VIEUX DONJON CHATEAUNEUF DU PAPE BLANC 2022

シャトーヌフの町まさかに居を構える生産者で約16ha（赤15ha、白1ha）の畑を行っています。1979年に現当主ル・シアン氏と妻のマリージョゼ女史が結婚し、どちらの家族もブドウ栽培をしていたためにそのブドウ園を一つに統合しました。 DONJONとは「古い天守閣」という意味で、ルシアン家から見たシャトーヌフ城跡からヒントを得て注目されました。 ブドウ畑は様々な箇所に点在し、大きな石がたくさんある区画に8ha、大きな石があり砂質で水はけが良い区画に3.5ha、砂地区画に3.5haなど合計16ha全てしています。グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、クレーレットなどの品種が植えられていて割合は黒ブドウブドウが95%、白ブドウがわずか5%になります。 この地方特有の赤く酸化した石がゴロゴロしている畑に植えられているブドウはワインに力強いさとコクを与え、砂質土壌の畑に植えられます収穫は全て手摘みで選別を厳しく行い、収量を減らしてワインのクオリティを高める努力をしています。 赤はシラーとムールヴェードルは100%、グルナッシュは50%の除梗塞を行い、具体タンクで液循環をさせながら20～25日間アルコール発酵を行います。搾った後は同じタンクでマロラクティック発酵を行い、その後50hlの大樽で12～18ヶ月間熟成させます。そして各キュヴェをアサンブラージュして赤ワインは完成します。白は比較的気温の低い真ん中で収穫し選別後に圧搾、ステンレスタンクでさとフレッシュアロマを想定しない低温のようにアルコール発酵させます。て、その年の12月末には瓶詰めをします。
畑は粘土石灰質土壌の区画にあり、冷涼で白ワインのブドウ品種に向いたテロワールになっています。 2005年物まではグルナッシュ・ブラン種も使われてましたが、ブドウの木が病気に感染し、植え替えをした為にここ最近はルーサンヌ種とクレレット種のみで醸造されています。 ルーサンヌのまろやかさとクレレットの酸味が心地よく、非常に高いポテンシャルを秘めています。

輸入元：フィネス