シャトー・ムートン・ロートシルト　ポイヤック　1985

シャトー・ムートン・ロートシルト　ポイヤック　1985
CHATEAU MOUTON ROTHCHILD　PAUILLAC 1985
メドック公式格付第一級シャトー。1855年に制定された格付けは、100年以上も変更されることはありませんでしたが、1973年に唯一それを覆し、第一級に昇格したシャトーがこのムートン。その際に、「Premier je suis, Second je fus, Mouton ne change.」「われ1級になりぬ、かつて2級なりき、されどムートンは昔も今も変わらず」という名言を残したことは有名な話。
こちらの1985年ヴィンテージは、「郷愁」。熟した果実、ブラックベリー、ブルーベリー、カシスなどのしっかりとしたベースに、メンソール系、お香、バニラ、カカオのニュアンスもある甘美な味わい。37年以上もの熟成を経て果たしてどのように変化を遂げているのか！？時を感じつつゆっくりと向き合う特別なワインです。

ラベルデザインは、ポール・デルヴォー（1897年〜1994年）。独特の世界観を持つ、日本でも人気のシュルレアリスム絵画を代表するベルギーの画家。ミステリアスで官能的な表現は、観る者の想像力をかきたてる。
ムートン1985年のラベルでは、清純で模範的な少女たちが、うっとりとブドウの房を見つめ、手で触れている様子が描かれており、その前後の2人の物語のイマジネーションが膨らみます。