シルヴァン・カティアール　ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ミュルジュ 2022

SYLVAIN CATHIARD NUITS SAINTT GEORGES 1ER CRU AUX MURGERS 2022

かつての評価高キドメーヌ「カティアール・モリニエ」の正統後継。 父のドメーヌに対して、ロバート・パーカーも「ワインの質は最高レベル」「フルボディで風味が低く感動するワインに比べて、その中の低さはなにゆえか」4つ星評価としてつけていました。ゴーニュ・のワイン認定として知られる、クライヴ・コーツ氏も、2008年『最高評価』の3ッ星ドメーヌのひとつとして、シルヴァン・カティアールを挙げています。元々のドメーヌの設立は1930年。彼がDRCで働く傍ら、分益耕作でワインを造りネゴシアンに売るところから始まりました。 その後少しずつ畑を購入し50年代後半にドメーヌ元詰を開始することになります。 シルヴァン氏はボーヌのワイン農業高校を出たあとあと15年間、父である2代目アンドレ氏の下で修行し、84年父の畑を分益耕作することで独立しま以来収穫時以外は夫婦2人だけで栽培から醸造、販売までを計画しています。 95年にアンドレ氏が退職すると姉妹3人4人で一度ドメーヌを会社組織にし、シルヴァン氏が会社を買い取る形で全ての畑を相続しました。 シルヴァン氏一人息子のセバスチャン氏もボーヌの農業ワイン高校修了後、現在ドメーヌに参加しています。
ニュイ・サン・ジョルジュは、ニュイ・サン・ジョルジュの街を流れるムーザン川を境に2つの丘に分かれており、北側はヴォーヌ・ロマネに、南側はプルモーへと続きます。北側の丘はヴォーヌとよく似た土壌構成で、表土は相対的に薄く石灰質の砂利の混じるシルトや粘土が石灰岩の上を覆っており、ワインのスタイルは柔らかく女性的。南側の丘は表土が深いのが特徴で、骨格がありパワフルなワインとなります。

輸入元：フィラディス