こんにちは、ラ・ヴィネ 店長の阿保です。

今日は朝からぽつぽつとした雨のちらつく空模様ですが、気温は12℃とかなり暖かな朝を迎えています。

 

さて、今日は日曜日です。一般的には日曜日の生産者訪問は殆どないのですが、ある程度懇意にしている蔵元で、家族経営のような小さなところ等は、稀に訪問を受け入れてくれることがあります。

 

今回もそんな蔵元に特別に訪問させてもらいます。

 

MAURICE SCHOECH ET FILS

朝一の訪問は、コルマールの北に隣接するアンマーシュヴィア村のこちらを訪問です。当主のジャン・レオン・ショエックさん

 

以前弊社で従事してくれていた、コルクアーティストのソムリエ久保さんが訪問して以来お付き合いのある蔵元です。

 

こちらでも、やはり中庭のような場所にある葡萄は芽吹きが早い!エリックさんの中庭のゲヴュルツトラミネールもそうだったし、ボルドーのオー・ブリオンなんかも市街地に隣接しているので、温暖化傾向が強いと聞いたことがあったな~、なんとなく納得です。人間の生活空間が排出する熱量の多さを実感しますね。しかし、この時期に樹勢が強いと、春の霜害が心配ですね。

 

 

いくつものグラン・クリュを所有しており、その特徴的な味わいを比べるのはとても魅力的なテイスティングとなりました。

 

中でも、特級ランゲンド・タンの3品種ブレンドで仕込まれるHarmoni “R”のバーティカル試飲は圧巻です。最新2023年~2005年まで、10種類!その熟成の過程を体感できるという何とも贅沢なものです。ジャン・レオンありがとう!

 

 

さて、今日はここからブルゴーニュまでの移動です。いつもはかなり離れたところまで移動することが多いのですが、今回はアルザスからブルゴーニュですから、約3時間弱程度でボーヌへ到着できる感じです。

 

久しぶりに日中に余裕があったので、ボーヌの旧市街を散策、オテル・デューの周りでは、日曜日でもお店がいくつもオープンしており、観光客でにぎわっています。

 

いつも利用しているボーヌの旧市街を囲む環状線沿いにあるホテルIBISにチェックイン。少し仕事の整理をした後は、夜も懇意にしている蔵元を訪問です。

 

FLEUROT LAROSE

サントネイ村の蔵元フルーロ・ラローズです。

 

今年の年始1月4日にラ・ヴィネで来日試飲販売会も行ってもらったのが記憶に新しいですよね。

一年ぶりに訪問した今日は、2021年ものの試飲をさせてもらいましたが、思いのほかリッチな仕上がりで満足と高いです。特に個人的にはアベイ・ド・モルジョ白の出来栄えに心惹かれるものがありました。

ラ・ヴィネに魅力的な2021年が到着するのは6月以降になりそうですが、是非皆様に味わっていただきたいですね。

久美子さん、ニコラさん、いつもありがとうございます。

 

明日はコート・ド・ニュイでお馴染みの蔵元をいくつか訪問していきます。

 

ラヴィネスタッフ