吉田牧場 マジヤグリ （コンテタイプ）　95g [クール便]

吉田牧場　マジヤグリ

岡山県民の食通、グルメな人の中では知らない人はいないといわれるほど、大人気の吉田牧場さんです。岡山県の中央にある吉備高原で放牧酪農とチーズづくりを行う、日本のフェルミエ（農家製）のパイオニア的な存在の一人です。最近では多くの牧場で飼育されるブラウンスイス牛ですが、ひと昔前までは日本チーズのほとんどはホルスタイン牛のものが占めておりました。その時代よりブラウンスイス牛でチーズづくりを行い、全国の名だたるシェフを魅了し、小売り店で購入するのは大変難しいほどの人気チーズです。牧場を立ち上げた吉田全作さんは一頭一頭手塩にかけて大事に育て、ストレスのない環境をつくりながら飼育するため、その牛たちから搾乳されるミルクは素晴らしい味わいなのです。
ミルク本来のおいしさを最大限に生かしたチーズづくりを行っております。
こちらの「マジヤグリ」はフランスで一番生産され、一番食されているコンテチーズに似た製法で製造されております。すべての工程を手作業で行い、1年以上かけて熟成されたハードタイプのチーズです。熟成され、アミノ酸の結晶がみえる生地は大変コクがあり凝縮した旨味のあるおいしさです。
また、吉田牧場は一定の味わいを目指す製法ではなく、春夏秋冬、季節と季節の味わいを大切にチーズづくりを行うため、季節で搾乳されたミルクによりチーズの味わいは変化します。 例えば、春先の若草や新芽が芽吹くころに搾乳されたミルクでつくるマジヤグリは、華やかな香りと味わいが楽しめます。寒い冬に搾乳されたミルクでつくるマジヤグリは、干し草を食べた牛たちのミルクのためあっさりした味わいが特徴的ですが、熟成期間を長くされるのかとても旨味が強いマジヤグリであるときが多いです。自然は季節により変化するものであり、人間と同じく牛たちも季節により食べるものが変わります。食べるものや体調の変化で味わいが変わることを食べる度に実感させられる、吉田牧場の熱い思いの詰まったチーズです。