ル・ヴュー・ドンジョン　シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ 2021

LE VIEUX DONJON CHATEAUNEUF DU PAPE ROUGE 2021

シャトーヌフの町まさかに居を構える生産者で約16ha（赤15ha、白1ha）の畑を行っています。1979年に現当主ル・シアン氏と妻のマリージョゼ女史が結婚し、どちらの家族もブドウ栽培をしていたためにそのブドウ園を一つに統合しました。 DONJONとは「古い天守閣」という意味で、ルシアンの家から見たシャトーヌフ城跡からヒントを得て注目されました。シラー、ムールヴェードル、サンソー、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、クレーレットなどの品種が植えられていて比率はブドウ黒ブドウが95%、白ブドウがわずか5%になります。 この地方特有の赤く酸化した石がゴロゴをしている畑に植えられているブドウはワインに力強いさとコクを与え、砂質土壌の畑に植えられているブドウは繊収穫は全て手摘みで選別を厳しく行い、収量を減らしてワインのクオリティを高める努力をしています。 赤はシラーとムールヴェードルは100%、グルナッシュは50%の除梗を行い、コンクリートタンクで液循環をさせながら20～25日間アルコール発酵を行います。酵を行い、その後50hlの大樽で12～18ヶ月間熟成させます。 そして各キュヴェをアサンブラージュして赤ワインはします。 白は比較的気温の低い途中で収穫選別後に搾り、ステンレスタンクでさとうフレッシュアロマを持たないように低温でアルコール発酵させます。 そして、その年の12月末には瓶詰めをします。
15haのうち、約10haがこのアペラシオン独特の赤く酸化した石がたくさんある畑で、残りが粘土石灰質や砂質の畑になります。 グルナッシュのみのキュヴェ、グルナッシュと他の品種を混ぜているキュヴェなど、4つのキュヴェに分けて醸造しており、グルナッシュの力強いさとコク、シラーの繊細な酸味、ムールヴェードルのアルコールがバランス良く表現されています。

輸入元：フィネス